こんにちは、京都市役所前フィットネスジム・パーソナルジムのこっしーです!

運動することが脳にいいという話を聞いたことはありますか?
最近では運動の認知症予防効果にも注目が集まっています!

今日は「運動脳」という本に紹介されている運動による脳機能向上について一部ご紹介します!

脳は連携して働いている。

頭がいい人。というのはどういう印象でしょうか?
私は昔脳みそのシワの数が多い人は賢いと聞いたことがあります。

頭の回転が早かったり、記憶力が良かったり、起点の効いた発想をする人は頭がいいと思いますよね?

それって結局脳がどうなっていたらそうなるんだと思いますか?

答えは「脳の連携の速さ」だそうです。

一言で「脳」と言っても、前頭葉・頭頂葉・後頭葉・側頭葉・海馬・扁桃体・脳幹・小脳と各部位に分かれています。それぞれ役割があり、視覚や感覚を司る部位、体を動かす部位、内臓に働きかけ生命活動を司る部位、言語や思考を司る部位といった感じです。

そして各部位が電子信号により連携し合い、思考から体の活動までの人の全てをコントロールしています。

これらそれぞれの作りの良さ、ではなく、これらの連携によって頭の回転の速さや記憶力の良さが変わってくるのだそうです。

ウォーキングによる脳の連携強化

なんと、アメリカで行われた実験によると、ウォーキングを1年間続けた被験者たちは健康になっただけではなく、脳の働きも改善していたというのです!

MRIの画像確認で、とくに側頭葉と前頭葉、また側頭葉と後頭葉の連携が強化されていたことが示されていました。

要は、感覚と思考の連携が強くなったそうで、簡単にいえば、脳の各領域が互いにより協調しながら働いていたということ。

まさに賢くなったんですね!運動して賢くなるなんて、嬉しい報告です。

認知機能の向上でボケ防止!

認知機能の一つに「実行制御」というものがあるそうで、それは

・自発的に行動する
・計画を立てる
・注意力を制御する

といった重要な機能らしいのですが、その実行制御の向上も見られたようです。

確かに運動を定期的に実践している人の多くが、仕事や自分のことについても積極的でさまざまなことに前向きにトライしている印象があります!

できる社長はみんなワークアウトをしているという話も。
スティーブ・ジョブズ然り、ですね!

そしてそういう機能が働き続けている限りはボケとは無縁のように感じますし、これの反対の状態

・自発的に行動できない
・計画を立てられない
・注意力がない

これってある種うつ状態だと思います。
うつ予防にもなること間違い無いです!!

なんだったら身体を動かさないと、思考が運くなり、判断力が鈍るということも紹介されています。
運動しなければなりませんね。

運動が脳を成長させる?

先述した脳分野連携が高まるだけでなく、なんと脳細胞を新しく生み出すことも可能というデータが紹介されていました!

運動で血流を促し、老廃物をながし新たな血管を生み出すことで、頭にしっかりと血液を送り働きを良くすることが脳連携も高めているらしいですが、さらにはそれによって新しい細胞を生み出すことができていたらしいです!!

脳細胞というのは日々死滅し、成人以降はその絶対数を少しずつ減らしていくのが通例の中、運動を定期的にしていたグループは細胞の絶対量が増えたとされています。

これはかなりすごい効果ですよね。
運動することで脳細胞を増やせるなんて、認知症予防にも効果的すぎます。

ボケたくなかったら運動しよう!

どんな運動が脳にいいのか

よし、じゃあとにかく運動すっか!て思ったものの、脳にいい運動は何?
筋トレでいいの?

と私も思ったのですが、残念ながら脳に効果の現れる運動量とは、

・息が上がる程度の有酸素運動
・連続した40分以上
・週に3回以上

これが条件だそうです。
一定の息があがる程度の心拍数を波なく40分継続することが必要だそうですので、
私が好きでやってるLesmillsはちょっと違うかもしれません。。。悲

BODYPUMPは該当するかも!

こう見ると明らかにウォーキング、ランニングが最適解のように思いますね。

まとめ

「運動をすると気分が爽快になるだけでなく、集中力や記憶力、創造性、ストレスに対する抵抗力も高まる。そして情報をすばやく処理できるようになる。つまり思考の速度が上がり、記憶のなかから必要な知識を効率的に引き出せるようになる。」

というのがこの本の導入です。
まさに夢のような効果の運動ですね。
ストレス耐性や記憶に関したは別の記事で書かせていただきます。

みなさん運動への意識が高まったでしょうか??
ぜひ運動始めてくださいね!

ちなみに筋トレすることのメリットまとめはこちらを参考にしてください。

参考文献

「運動脳」アンデシュ・ハンセン

詳しく知りたい方は読まれることを強くお勧めします!