こんにちは!京都市役所前パーソナルトレーニングジムvalor代表の越本です。

トレーニングを開始されると、プロテインを飲んだ方がいいか聞かれることが多いです。
せっかくやるなら結果を出したいですもんね。
飲むに越したことはないんじゃない?と思われがちですが、実はそうでもありません。

私はまさに一時期しっかりトレーニングしてしっかりプロテイン飲んでいたら自分の希望とは全く別の方向に体が仕上がっていきました。ムチムキッて感じでした。
どんどん小さいゴリラみたいになっていったのでプロテインをやめたら落ち着きました。笑

今日はプロテインを飲むメリットやデメリット、飲むべき方や選び方をご紹介します。

①トレーニングの目的やゴールがどこか

まず、なりたい体やゴールを確認しましょう
プロテインとは、タンパク質。筋肉作りをより円滑にするための栄養を取るということです。
単純に考えれば、筋トレしてプロテインを摂っていたら筋肉が増えていきます。

どんどん増やしたい!という方はそこまで悩まず摂った方がいいです。
ちょっと筋肉のある体でしまったかんじにしたい。
ぐらいであればプロテインが本当に必要かどうか、ちょっと考えてみましょう

先述したようにムチムチモリモリしてしまうかもしれません。

②体質や食生活はどうか。

体質というのはまさに10人10色。吸収力が高く代謝もあり、しっかりと栄養素を身につけられる方とそうでない方がいます。食べても太りにくい、体が細く華奢、筋トレをしていてもなかなか増えない。こんな方はプロテインの摂取をお勧めします。ただし食事もしっかり摂りましょう。基本は食事です。

脂肪がつきやすい方は筋肉もつきやすい方が多いです。大きくなれるポテンシャルが体にあります。
さらに、毎日食事をしっかり取れている。食べるのが好き。ダイエットで食事の量を減らしているわけではない。という方はプロテインを摂る必要はあまりないかもしれません

1日に必要なタンパク質量は標準体重の数字✖️1.0gです。
標準体重は身長(m)×身長(m)×22です。
厚生労働省では成人男性で65g、成人女性で50gを推奨しています。

私の身長が153cmですから、51.5g程度。
大体マッチしますね。

筋トレをする人では標準体重×1.2~1.4g、より高強度であれば1.6~1.7gとされています。

そしてたとえば鶏肉100gのタンパク質量は16.6g、卵1個で約7g。
そんな感じでざっくり計算したりイメージした時、果たして一杯20g前後ある追加のプロテインが必要そうでしょうか?

摂りすぎは体の負担ですし、摂りすぎた分は要は糖質と同じく体についていくのですから大きくなるのも当然です。自分の体質、そして現在の食事がどうか見直してみてください。

③プロテインには基本プロテイン以外の成分も含んでいる

プロテインと名付けられてはいますが、その成分はプロテインだけではありません。
さまざまな商品があるにせよ、主に代謝を促したり体づくりをサポートするビタミンをが豊富に含まれていますし、鉄分やカルシウムといったミネラル、時にはアルギニンといったアミノ酸も含まれています。筋肉作りだけでなく、疲労回復や代謝促進、免疫強化やダイエットのために飲む目的もあります。

たとえば女性であればミネラルの不足はホルモンバランスにも影響してきます。年と共に枯渇していくものは補給が必要です。疲れやすかったり、風邪をひきやすいなどの改善の助けになります。

普段の栄養バランスに心配のある方や体調不良を起こしやすい方、疲労や倦怠感が取れない方はマルチビタミンのような使い方でプロテインを摂取するのもいいかもしれません。

その時にはそのプロテインが何に特化しているものかをよく見ることをお勧めします。

自分にとって必要な成分がより多く含まれているのがいいですよね。
その自分にとって必要なもの、とはそれぞれカウンセリングなり状態の確認が必要なのでぜひパーソナルトレーナーにご相談ください。

④プロテイン過剰摂取は負担でもある。

近年流行りのプロテインはさまざまに商品開発され色々な商品が生産されています。
消費量は右肩上がりです。ですが、腎臓や肝臓に問題を抱える人も右肩上がりのよう。
プロテインの過剰摂取はその原因の一つと言われています。

毎日摂る習慣のある方にとってコストもかなり重要なポイントですよね。
ですが、いわゆる低コストのプロテインには多量の防腐剤、着色料、人工甘味料が含まれがち。
元々タンパク質の吸収や代謝は腎臓や肝臓に負担をかけるものです。
さらに添加物のデトックスもとなると臓器は疲弊し、それが元で副腎疲労などの問題が起き、
逆に代謝が落ちたりうまく筋肉がつかなかったり疲れたり太ったりもします。

タンパク質の過剰摂取になっていないかの分量の確認、また摂取するプロテインの添加物がどれぐらいの含有量かにも目を向けて欲しいと思います。

まとめ

色々と書きましたが、要は人それぞれ。そして選んで摂取してください。

私のパーソナルトレーニングのお客様はほぼ女性で、健康維持や引き締めでこかれる方が多く、大会仕様のボディメイクやバルクアップの方はおられないので、タンパク質量はそこそこに、その他美容成分やホルモンバランスを整えるのに必要なミネラルが豊富に含まれ、添加物を極力落としつつ、あくまでも飲みやすいものを導入しています。

かくゆう私自信、ムチムキの経験からノンプロテインを貫いてきましたが、40目前にさまざまな不調や体の変化を感じ、タンパク質少なめの美容特化型を摂取するようになっています。

自分自身ちょうどいいなというものを体験して利用しているため女性のお客様には自信を持ってお勧めできますよ。

興味がある方は是非お問い合わせください。
プロテインの販売のみも可能です。

株式会社valor代表取締役
越本佳世子