こんにちは!
京都ジム といえばvalor!のコッシーです。
皆さんは常備薬ってありますか?
よく聞くのが頭痛持ちの方の痛み止めや高血圧の方の降圧剤です。
もしかしたら致し方なく飲んでいる方もおられると思いますが、
医者に出されたのでそのまま飲んでいる。という方も多いのではないでしょうか?
実は同じ体を扱う職種として「お医者さん」と「運動指導者」とでは意見が違うことが多々あります。
もちろん人にもよりますし、お医者さんの体や健康についてのプロフェッショナルな知識は私たちフィットネストレーナーと比べるとかなりのレベルの違いがあると思います。
ですが、そもそものアプローチであったり考え方であったりが違うことから、
意見が重ならないシーンも。
例えば「痛めた」という方に対して、お医者さんは大概「安静に」という。
言われた人は「医者に安静にと言われたので運動できない」となります。
ですが実際は歩いて血行を良くしたほうがいいときや、違う部位のストレッチや調整を行ったほうがいいとき、もしくは動かしたほうがいい時なんかもあるんです。
もちろん無理は禁物ですが、よく様子を見てサポートすることで改善できる場合も多いんです。
薬についても私はよくなんでも薬で解決するのは良くないと考えています。
絶対薬を飲みたくない!ということではないのですが、
薬を飲むことによる自己治癒力の低下や副作用が気になりますし、また薬でないところでの解決が可能なものである場合には極力そうすることで体は本当の意味での解決をすると思います。
ただ、薬が必要なこともある。
というわけで今日はそもそものお薬の役割と、薬に頼らない道の可能性について見てみましょう!

①薬の役割とは。
そもそも薬ってなんだ。どういう役割なんだ。というと、5つにまとめられています。
- 病気の原因を取り除く
- 足りないものを補う
- 症状を和らげる、症状が現れないようにする
- 病気を予防する
- 病気を調べる
病気をした時やご自身の体に何かしら弊害が出た時にはやはり薬が必要になることもありますよね。
ただ、特に症状を和らげるに関してはとても難しいなと感じます。
症状が出ているということは何かしら原因があり、
ある程度体がそうする必要があってしているということです。
もしくは異常反応の可能性がありますが、異常反応をさせている根本を正すべきだし、
そうしないような体に持っていく必要があります。
ただ、症状が辛い時には苦痛を和らげるために必要でもある。
どこまで自己治癒力に頼り、
どこまでメディカルに頼るのか。
自分での判断も大事になってくるのではと感じています。
②薬による弊害
では薬による弊害がどれぐらいあるのか。
これについてはもちろん薬ごとに副作用もありますし、研究途中のものも多いし、
専門的な話になるとややこしいので、ざっくり「薬」による問題という概念で挙げてみます。
- ポリファーマシー
- 肝臓や腎臓への負担
- 物によってホルモンバランスへ影響
- 薬依存
ポリファーマシーとは、複数の薬を飲むことで起きる副作用や症状のことで、
いわゆる飲み合わせなんかで起こります。
これは気をつければいいとして、やはり代謝を行う肝臓や腎臓に負担がかかることは間違い無くありますし、各種機能への影響はある程度免れないのではと思います。
また、精神薬系ではホルモンバランスへの影響が大きいものもあり、私の知り合いでは薬のせいで妊娠ができない状態の方もおられました。
私が特に気にするのは「依存」です。
特に高血圧の降圧剤って、いろんな種類のものがあって効果も様々ですが、要は薬によって高血圧の原因を抑えるものになります。
以下例えばの内容。
・カルシウム拮抗薬(きっこうやく)=心臓が血液を押し出す力を抑制したり血管を広げたりして血圧を下げる。
・ARB=血管を縮めるホルモンをブロックして血圧を下げる
・ACE阻害薬(そがいやく)・直接的レニン阻害薬=血圧を上昇させるホルモンを作らせないようにして血圧を下げる
・MR拮抗薬=ナトリウムの排泄を促して血圧を下げる
※こちらから引用させていただきました。
などなど他にもいろいろありますが、様々なアプリーチで血圧を上げないように持っていきます。
が、これって薬によってその状態にするだけで、体はそれをできないままなわけで、体変えてくれるわけではない。
つまりずっと飲まなきゃいけない。
だから私は血圧のお薬は飲んだらオワリと自分の中でリミットを引いて、
絶対に飲まなくていいように運動などで対応できるように自分自身今後もしていくつもりだし、
お客さんにも安易に薬を飲まないで!
とお願いしています。
歩く、食事、呼吸、ストレッチ、心肺機能トレーニング等々薬より前にできる対処法は早い段階であればいくらでもあります。
まず一度薬のリスクにも一目おいて見るのはいかがでしょうか?
③まとめ
今回はざっくりとした内容で、そして掘りすぎるととても難しいと思います。
とにかくできれば薬に頼りたくないなぁという感想です。
お医者さんはもちろん素晴らしいで知識と技術をお持ちで、お薬も優秀だとは思いますが、
それだけに頼るのも怖い話だと思います。
自分の体を信じて少し自立した改善法に意識を向けてもらえたら嬉しいです。

株式会社valor 代表 越本佳世子
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