〜向畑店長の熱中症&水分補給シリーズ vol.2〜

こんにちは、valorの向畑です。
スタジオレッスン中や夜中の睡眠中に**足がつる(筋肉のけいれん)**こと、ありませんか?

「水は飲んでるのに、なぜか攣る…」
それ、ただの水分不足ではなく“ミネラルバランスの乱れ”が原因かもしれません!

少しでも知っていただけると今後役立つと思います、是非ご覧ください!


🦵足がつる主な3つの理由と、関連する栄養素

原因内容関連栄養素
① 軽度の脱水汗で水分・塩分が失われるナトリウム、水
② ミネラル不足発汗により電解質が失われるマグネシウム、カリウム、カルシウム
③ 冷え・血流不良酸素・栄養が筋肉に届かないビタミンE、鉄分など(補助的)

🍌つらない体をつくる栄養素と食材

栄養素多く含む食材働き
マグネシウム納豆、アーモンド、ほうれん草筋肉の緊張をゆるめる
カリウムバナナ、じゃがいも、アボカド水分バランスを保つ
カルシウム豆腐、牛乳、小魚筋肉の収縮を正常に
ナトリウム味噌汁、梅干し、塩汗で失われやすい必須ミネラル

🍺僕もやりがち…運動後のお酒で攣る理由

スタジオで汗をかいた後の「ビールが最高!」
…なのに飲んだ夜はよく内腿が攣る、という人は少なくありません(沢山クラスした日に飲むと僕もです)。

その理由はコレ👇

❌ アルコールの影響

  • 利尿作用で水分と電解質が失われる
  • 筋肉の回復に必要な栄養の吸収が阻害される
    脱水 × ミネラル不足 × 筋疲労のトリプルパンチ!

✅今すぐできる!対策ポイント

  • 運動前後に水+ミネラル補給を忘れずに(麦茶、経口補水液、塩分入りタブレットなど)
  • お酒を飲むときは、**事前と途中で“水をはさむ”**のが基本
  • おつまみでミネラルを!
     → 枝豆・冷奴・キュウリの塩もみなどがオススメ

🧘‍♀️【補足】「つる」は“柔軟性の低下”も関係している

足がつりやすい人は、筋肉が硬い/柔軟性が足りないという共通点もあります。

とくに攣りやすい部位👇

  • 内転筋(内もも)
  • 腓腹筋・ヒラメ筋(ふくらはぎ)
  • ハムストリング(もも裏)

これらは普段から張りやすく、疲労や緊張が続くと、急な収縮で“ピキッ”とつることがあります。


✅ 攣り予防に効果的なストレッチ(レッスン後や就寝前に)

部位ストレッチ方法ポイント
内もも開脚して前屈 呼吸を止めずに深く10秒×3セット
ふくらはぎつま先を壁につけて前傾 or 段差ストレッチ踵を地面につけて伸ばすのがカギ
もも裏仰向けで片脚を伸ばしてタオルで引く膝を軽く曲げてもOK。背中は床に密着させて

🗣 ワンポイントアドバイス

ストレッチは「つった後」にやるのではなく、つらないように日頃からやるのがベスト!
特に寝る前5分の下半身ストレッチ+白湯1杯の習慣がおすすめです。

💬まとめ

水だけじゃダメ!
“攣らない体”は、ミネラルの補給と習慣づくりで変わります。

汗をかく季節こそ、体のサインに敏感に、飲み方・食べ方を少し見直すだけで快適に動けます
次回は「運動後におすすめの食べ物」について紹介します。お楽しみに!


📩「こんなテーマが知りたい!」などのご意見は、お気軽に店長まで。