〜向畑店長の熱中症&水分補給シリーズ vol.3〜

こんにちは、valorの向畑です。
前回は「足がつる原因と水分・栄養の関係」についてご紹介しました。
今回は、特に夏場に持ち歩く方も多くなりました【塩分チャージタブレット】についてです。


🧂「水を飲んでるのにしんどい」それ、塩分不足かも?

運動中やスタジオレッスンでは、汗とともに**水分だけでなく“塩分(ナトリウム)”**も失われています。

水だけを飲みすぎると、逆に血中の塩分濃度が薄まり、次のような症状が出ることがあります。

  • 頭がボーッとする
  • めまいやふらつき
  • 足がつる
  • 汗が出ているのに体が冷えてくる

これは「低ナトリウム血症」と呼ばれる状態で、“水の飲みすぎ”による熱中症の一種とも言われています。


🍬塩分チャージタブレットの役割とは?

塩分チャージタブレットは、
✅ ナトリウム(塩分)
✅ クエン酸、カリウム
✅ 吸収の早い糖分(砂糖・ブドウ糖 など)
が手軽に摂れるアイテムで、発汗時の応急チャージとして有効です。


💡いつ・どう使えばいい?

タイミングおすすめの使い方
運動前レッスン30分前に1粒で“予防チャージ”
運動中汗が止まらない・足がつりそうな時に1粒
運動後水だけでは物足りない時に追加で1粒
攣りやすい人習慣化より“必要時のみ”の利用がおすすめ

⚠️補足:実は“糖分”が多く含まれています

実際にパッケージの裏を見てみると、
「砂糖・ブドウ糖・水あめ・乳糖」といった糖質が主成分となっている製品がほとんどです。

つまり…

塩分補給用と思いきや、「甘いお菓子に塩が入っている」ようなイメージに近いものもあります。

糖質自体は吸収を早めたり、疲労回復をサポートする大切な栄養素でもありますが、
・減量中
・糖質の摂取をコントロールしている方
にとっては、「知らずに糖分を摂りすぎる」リスクもあることを知っておきましょう。


✅タブレットは“非常用”。基本は「食事+水+塩」

普段からの栄養と水分のとり方が整っていれば、タブレットに頼らずとも安定した体調がつくれます。

運動前後におすすめの組み合わせ:

  • 梅干し+麦茶
  • 塩にぎり+味噌汁
  • ゆで卵+白湯

こうした昔ながらの“塩と水”の習慣が、じつは一番体にやさしくて持続的です。


🗣店長からひとこと

タブレットは「汗をかきすぎた」「ドリンク忘れた」そんな**“緊急用の保険”としてはとても便利。
でも、日常では
“食べて・飲んで・動く”のバランス**が何より大切です!


次回は「運動後におすすめの軽食・コンビニで選ぶ補食」についてお届け予定です!