こんにちは!
京都市役所前フィットネスジム・パーソナルジムのvalorです。
皆さんは朝ごはんを食べる派ですか??
食べない派ですか???
私はこれまでたくさんの方のパーソナルトレーニングを担当してきましたが、
みなさん半々くらいの割合です。
私自身、クライアントに案内するために朝ごはんを食べるのがいいのか悪いのかを常に考えてきました。
食事とダイエットの結果にはかなり個人差があり、朝食を取ることで一時的な「体重増」を訴えた方もおられました。ただこれは一時的なものだったため信憑性は乏しく、また「体重」であったため体脂肪が増えたかどうかはわかりません。
ただ、やはり体重が増えると不安になる気持ちはわかります。
といえども、やはりしっかりサポートしたいので今回しっかり私の調べた内容と見解をお伝えして結果的には朝食を推奨することをお伝えしていきます。
なぜ朝食をとったほうがいいとされるのか。
理由は概ね以下のような感じです。
・朝食べることで体温を上昇させ代謝を上げる。 基礎代謝が上がり、燃焼しやすくする。
・血糖値の急上昇を防ぎ、昼食時での脂肪の蓄積を抑制する。
・脳にエネルギーを送り、集中力を上げる。
・昼食の食べ過ぎを防ぐ。
・便秘の予防。
・体内時計を整える。
・栄養バランスの維持。
特にダイエットとして注目すべきは代謝の上昇と血糖値の急上昇を避けることにあります。
食べないことによる弊害は?
では朝ごはんを食べないとどうなるのか。
集中力の欠如や体内時計に関していえば、正直慣れればどうとなくなってしまうものです。
体の習慣から食べないほうが体調がいい、
もしくは食べることが不可能になっている方もいます。
それこそもはや体内時計の異常と代謝不全を裏付けている状態と言ってもいいです。
さらには筋肉量の低下にもつながり、さらにどんどん代謝を下げることにつながります。
つまり代謝が下がっているため、別に大丈夫。という状態を引き起こしてしまうのです。
16時間断食との矛盾は?
上記の内容は知っていつつも、私はいつも「じゃあプチ断食がいいとされるのはなんでなんや、矛盾するやろ」と疑問に思っていました。
16時間断食とは、その名の通り16時間断食することで体をすっきりさせるだけでなくダイエット効果を得られるという方法です。
この方法のメリットは
・胃腸を休められる
・ダイエットにつながる
・便秘解消
・免疫力向上
と言われています。胃腸を休めるのはそのままですね。
四六時中頑張っているよりしっかり休ませることで機能改善に繋げられることは想像がつきます。
元気になった胃や腸はその後しっかりと働いて消化吸収をしてくれるようになるでしょう。
ダイエット効果としては、摂取カロリーが低下することと、消化酵素の働きが抑えられることから代謝酵素の活性化につながることと言われています。
また、便秘解消や免疫力向上は断食中にオートファジーが行われることによります。
オートファジーとは細胞内のシステムで、不要な物質を分解し、浄化、さらにそれらをリサイクルすることで必要な新しいタンパク質を確保します。
これは健康的な生活を送っていれば行われている機構ですが、飢餓時に活性化するとされています。
要はこの断食のメリットとは、胃腸の健康維持、そして細胞の活性化により結果代謝をはじめとした体内の機能を上げるということにつながります。
断食による効果と朝食推進の矛盾
ほな朝ごはん食べへんかったら断食なるんちゃうんかい。
結果胃腸も休めてオートファジーでいい感じにダイエット効果もあるんちゃうん???
と、思いますよね?
私もずっと思っていました。
ここからは私の見解です。
プチ断食、16時間断食は特に時間が限定されているわけではありません。
ですがやりやすさから主に早めの夕食から睡眠を経て翌日の朝ご飯から再開という案内が多いようです。
つまり、大きな活動をしていない状態にあります。
こうすると血糖値がぐんぐん下がるということがそこまでないため、朝食を抜いた昼食時の急激な血糖値上昇にはつながりづらいのではないかという事。
そして断食後の食事にはかなり注意が必要なことも重要かと思います。
空腹の胃や腸にドカンと油物や消化しずらいものを与えるのはよくないと誰でも想像がつきます。
断食後の食事は血糖値の上昇の高いものや脂っこいもの、大量の食事を避けるようになっています。
要は、もし朝ごはんを抜いたとしても、十分にその内容や量を意識すれば16時間断食のような効果を得られる可能性はあります。
結果、朝食抜きいいか悪いか
もし、16時間しっかりとあけ、昼食に十分に気を使い、断食明けらしい食事を摂るのであれば朝食抜きはありかと思います。
ですが、それが日常生活にハマる人は少ないでしょう。
たまのリセットのためにするにはまさに16時間断食の効果を得てすっきりし、
オートファジー効果で代謝も上がってくれるかもしれません。
それが現実的でない、または食事の間隔が16時間とかではなく、10時間や12時間といった中途半端な状態かつしっかりした通常の昼食を取るような生活であれば、朝ごはんを食べリズムをつけることをお勧めします。
実際私もたまに16時間食事を開けることもあります。
これをするとむくみも消え、体も軽くすっきりする実感を得ています。
が、常には無理です。
今日明日が予定的に行けるな、と確信した日にするだけです。
最終私がダイエットとしてお勧めしたい食事法は、
ご自身の生活を考え、希望であれば断食を取り入れつつ、通常は朝食を取るように心がける。
そして逆に夜は控える!
これがプチ断食にも近い状況を得られるためお勧めです。
朝食のおすすめメニュー
そんなん言われても普段食べてないから何食べていいかわかんない。
そんな方はとりあえずパンでもかじるか。
となりがちですが、いちいちうるさいようですがダイエットに小麦は大敵です。
血糖値が上がりやすく腹持ちも悪い。脂肪を取り込みやすくなってしまいます。
朝はご飯、そしてタンパク質。
卵はアミノ酸スコア100食品なためとても体に良いです。
もちろんお魚や納豆もとてもヘルシーなタンパク質です。
そしてできれば海藻入りのお味噌汁や葉物ののサラダなど、GI値の低いものから食べることでその後食べるものの血糖値上昇を抑えることができます。
つまりいわゆる和食の朝食が最強という結果です。
朝ごはんない生活でダイエットを試みている方、
時間を取られますがぜひやってみてください。
時間がないならまずはワカメやあおさを入れたお味噌汁と卵かけご飯からでいいと思います。
valor-fitness studio-代表
越本佳世子